リフォームに外壁タイルを用いる場合、あらかじめ知っておくとリフォームの時や自分でメンテナンスを行う時に役に立つ知識をここで紹介していきます。
外壁タイルを長持ちさせたい時や、自分でお掃除をしたい時に是非参考にしてください。

メンテナンスに最適!外壁タイルを長持ちさせる施工の基本

外壁タイルを長持ちさせる一番の方法。それはやはりプロに頼むのが一番です。
業者による無駄のない丁寧な施工は、自分で張り替えを行うよりも綺麗な仕上がりになる他、耐久年数も段違いです。
そんなプロの施工を紹介していきましょう。

プロの施工の一例に、別項目でも説明したボンドカーボンピンネット工法があります。
具体的な工法は下記の図のように行われます。
この工程をスケジュール通り行うことで、個人で張替えを行うのとは段違いのクオリティになるというわけです。

フロー

補修工事の注意点~外壁タイルは見本を確認してから選ぶこと~

傷んだ壁

もし補修工事でタイルの入れ替えを頼むのであれば、タイルの色選びはキチンと行いましょう。
もし適当に選んでしまった場合、建物の見栄えが著しく悪くなります。
補修箇所のタイルの色が違うと、補修箇所が目立ってしまうため、一部だけ浮いている状態になってしまいます。
具体例としては、下の画像をご覧ください。
このようなことにならないように色見本を確かめ、施工業者と相談しながらタイルの張り替えを行ってもらいましょう。

外壁タイル補修が終わった後に透明塗料で仕上げ

別項目で透明塗料について紹介しましたが、透明塗料の使いみちはまだあります。
お気に入りのデザインの外壁の保護以外にも、補修作業が終わったあとの外壁タイルに塗ることで耐久性を上げるという使い方もあります。
また、透明塗料は種類が複数ある他、使える場合と使えない場合があり、知っておかないと損をするという可能性もあります。
よって、透明塗料についての細かい知識を紹介していきましょう。
自宅の外壁タイルに透明塗料を使いたい場合はぜひご参考に。

種類別・透明塗料の相場をチェック

表
  • 出典:外壁をクリア塗装する前に知っておきたい基礎知識(リフォームジャーナル)
  • 透明塗料の主な種類は、上図のようになります。
    塗料によって相場が違うのは、主に耐久性の違いです。
    例えば、無機塗料は耐用年数が20年以上であることが多く、他の塗料でも10年ほど効果が続くものや光沢を出せるものなど様々です。
    なお、相場は業者によって変動するので値段の幅は若干大きいです。
    また、施工業者によってムラなく仕上げてくれるかどうかということも重要なので、値段相場も大事ですが、実績や評判の方もできるだけチェックしておきましょう。

    透明塗料での外壁塗装が難しい3パターン

    透明塗料はどんな外壁タイルにも使えるというわけではありません。
    別項目で説明したようにタイルそのものが劣化していては使うことができませんし、タイルによっては新品でも不可能な場合もあります。

    ①光触媒や無機、フッ素で コーティングされた外壁

    透明塗料が使えない外壁として、光触媒や無機、そしてフッ素でコーティングされているサイディング(外壁に用いる板のこと)が当てはまります。
    これらサイディングはすでに特殊なコーティングが施されており、その上に透明塗料を塗っても定着することなく剥がれてしまいます。
    そもそも、最初から特殊コーティングが施されているサイディングそのものが劣化しにくいため、この上にあえて透明塗料を塗るメリットというのはほとんどありません。

    ②コーキング部分

    サイディングを用いた外壁には、そのつなぎ目に入っているゴムのようなものがあるのをご存知だと思います。これを「コーキング」といいます。
    このコーキングの上に透明塗料を塗るのは、逆効果です。
    塗布することで雨や紫外線から家を守る「塗膜」が汚染されたり剥がれ落ちるので、かえって家にダメージを与えてしまうのです。
    そのため、信頼できる業者は必ずコーキング部分を避けているのでチェックしてみましょう。

    ③クラック発生箇所

    クラック箇所の透明塗装は、まず補修作業を行い、その上から透明塗料を塗装することになります。
    しかし、補修作業の跡がそのまま残った状態でコーティングされるので見栄えが非常に悪いです。
    よって、補修箇所の色を他の色と同じ色に塗装し、その上から透明塗料を塗ることになります。
    この方法で問題なく行えますが、塗装のため工事工程が増えるので少し時間がかかる上に、コストも若干高くなるのでご注意ください。

    いつまでも綺麗な外壁を保つために~自分でできる外壁タイルの簡単なお掃除~

    外壁タイルは外壁の中でもメンテナンスの必要が少ないお手軽なタイルです。
    しかし、長年使い続けることで汚れが落ちにくくなることもあります。
    そんな時、業者に頼んで綺麗にするよりも、自分で洗った方が余計なコストがかかりません。

    汚れの状態で使う洗剤は変わる

    3つの洗剤

    汚れは、基本的にアルカリ性洗剤で除去していくことになります。
    しかし、汚れは放置していくとどんどんと定着してしまい、頑固でしつこい汚れになってしまい、アルカリ性洗剤ではなかなか汚れは落とせません。
    こういったしつこい汚れは酸性洗剤で洗い落とせば綺麗に落とせますが、塩酸などの強い酸性洗剤だとタイルを傷つけてしまいます。
    この場合は、乳酸などのいわゆる有機酸の洗剤を使えば安全に行なえます。

    家庭にある重曹を使えば経済的にお掃除可能

    重曹

    タイルの汚れ落としに、意外なものが使えるのはご存知でしょうか。
    その意外なものの名前は、重曹です。
    1リットル程度のお水に大さじ2~3杯分の重曹を溶かし、霧吹きに入れればそれだけで安心安全な洗浄スプレーとしてタイル掃除に活用できます。
    なぜ効果があるか。それは重曹がアルカリ性だからです。
    アルカリ性のため、タイルの汚れの主成分である油分をきれいに洗い落とす力が重曹には備わっています。
    なお、重曹は調べればもっと様々なことに使える上に、スーパーで手軽に手に入るので興味がある方はぜひ重曹をお試しください。